<プレミアリーグ:マンチェスターU3-1ハル>◇27日◇ハル

 マンチェスターUのFWウェイン・ルーニー(23)がハル戦で「全4得点」に絡み、3-1の勝利の主役となった。先制ゴールに始まり、不注意なバックパスから相手に同点ゴールを献上。後半28分には決定的なラストパスでオウンゴールを誘い勝ち越すと、チーム3点目もアシストした。

 不屈のルーニーが、ミスを帳消しにした。後半28分、右サイドからボールを持ち込み、ゴール前へクロス。相手DFはクリアしきれず、オウンゴール。さらに37分、FWベルバトフにスルーパスを通し、チーム3点目も演出した。「あのまま1-1で終わっていたら、ファーガソン監督にひどく怒られていた」。後半14分にゴール前へのバックパスが相手にわたり、味方ファウルからPKを献上。責任感の強いエースは、チームの勝利に必死だった。

 ルーニーは過密日程の中、クリスマス休暇返上で義理の妹を病院に見舞い続けた。コリーン夫人の妹は、言語、運動能力に障害をきたす進行性の精神疾患「レット症候群」を患う。一時は容体が悪化したが、義兄の祈りが通じたのか、試合前日に生命の危機を脱した。休む間なく戦い続けるタフガイは、今季13点目で得点ランク首位にも浮上。チームも首位チェルシーに勝ち点2差と迫った。(春日洋平通信員)

 [2009年12月29日8時48分

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