ブンデスリーガのドルトムントMF香川真司(21)が、28日の練習試合ドレスデン(ドイツ3部)戦で移籍後、初ゴールを決め、2-1の勝利に貢献した。前半27分、クロスを完ぺきなタイミングで頭で合わせ、先制ゴールを決めた。相手は格下だったが、得意のドリブルでも攻撃のリズムをつくった。前半5分にはFWレバンドフスキーへ正確なクロスを送った。4-2-3-1のトップ下で先発出場し、前半だけで交代した。クロップ監督の高い評価を得て、現時点では主力組に定着している。「自分は成長するためにドイツへ来た。フィジカル強化や運動量を磨いて、レベルアップしたい」と前を見据えた。ブンデスリーガ開幕戦の8月22日レバークーゼン戦での先発出場の可能性も出てきた。(西村友通信員)

 [2010年7月30日7時39分

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