<ロシアリーグ:CSKAモスクワ2-0ロストフ>◇3日◇モスクワ
CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(24)が、新生ジャパン初戦となる8日アルゼンチン戦を前に「ザック流システム」での得点シミュレーションを済ませた。3日にホームでのリーグ、ロストフ戦に先発。攻撃的位置に移った後の後半41分には、3トップとの理想的な連係で、惜しい左足シュートを放った。ザックジャパンでも3トップシステムのトップ下が予想される。香川、松井らとの連係で、本田圭の役割に大きな期待がかかる。
3トップを、まるで手足のように使った。後半41分、ピッチ中央の本田は、ボールを持った右FWオリセーに、右サイドへのドリブルをうながした。そして自分は、3トップ中央FWラブの後方へ走る。
オリセーからのパスをラブが本田に落とした瞬間、左FWゴンサレスがゴール前を斜めに横切り、本田のためのシュートコースを開ける。完ぺきなおぜん立てで放った、強烈な左足シュートは、惜しくも横っ跳びの相手GKに防がれた。流れるような攻撃に、スタンドは大きく沸いた。
この試合後に帰国する。5日に合流するザックジャパンの得点パターンを、予感させる場面だった。イタリア時代も3トップシステムが代名詞だったザッケローニ監督は、日本代表でも25人中8人もFWを招集し、3トップ採用が見込まれている。
ロストフ戦ではボランチとして、後半27分まで中盤の底でパスさばきに徹した。日本代表では試合終盤のような3トップ後方でのプレーが濃厚。ドルトムントFW香川、名古屋FW金崎、仙台FW関口らイキのいい若手ウインガーをうまく生かせば、ゴールに迫る形が量産できる。
ロストフ戦前、モスクワ在住の小、中学生が観戦に訪れ、記念撮影などのファンサービスも行った。日本の新エースがプレーのバリエーションを増やし、ザックジャパンの初戦に臨む。
[2010年10月4日11時33分
紙面から]ソーシャルブックマーク

