日本代表FW本田圭佑(25)のセリエAラツィオへの移籍を、所属のCSKAモスクワが拒絶した。20日、ロシア最大のスポーツ紙スポーツ・エクスプレスの電子版が報じた。
本田を巡っては同日、ガゼッタ・デロ・スポルトなどイタリアの複数メディアがラツィオとのクラブ間交渉の事実を伝えた。ラツィオのターレ技術部長らが18日にモスクワ入り。CSKA側と本田の獲得に向けた話し合いを行ったという。
ガゼッタ紙によると、CSKAは契約があと2年残る本田の移籍に1600万ユーロ(約16億円)の移籍金を要求。ラツィオ側は今季終了までは期限付き移籍で、その後完全移籍に切り替えるなど複数の契約パターンで総額1300万ユーロ(約13億円)を支払う用意でテーブルに着いた。しかし、条件面の隔たりが大きく、交渉はいったん終了したようだ。
本田の欧州内での評価は、10年W杯南アフリカ大会での活躍で急騰。W杯からここまで1年半、移籍先に数々のビッグクラブの名が報じられてきたが、クラブ幹部同士の直接交渉が表面化した例はなかった。CSKAは1月に入り2人の攻撃的選手を獲得。本田も含めけが人が多い。この積極的補強が本田の立場に影響を与える可能性もある。
本田は現在チームを離れ、欧州内で痛めている右膝のリハビリ中。今後、ラツィオが条件を見直し再度交渉の席に着く可能性もある。1月末の冬の移籍期間終了まで約10日。本田の去就が一気に過熱してきた。


