<FA杯:ミルウォール0-2ボルトン>◇18日◇英ロンドン

 英サッカー界に新たなスターが誕生した。アーセナルからボルトンに期限付き移籍中のFW宮市亮(19)が、2部ミルウォールとのFA杯5回戦で「イングランド初ゴール」を挙げた。移籍後初先発となった宮市は前半3分、左DFリケッツのFKを左サイドで受けると、ペナルティーエリアに突入してGKと1対1に。GKの頭越しに弧を描く右足シュートを、ゴール右へあざやかに決めた。

 これに大喜びしたのはチームメートだけではなかった。翌19日の地元各紙は宮市一色。リオのカーニバルをもじった「Carnival

 for

 Ryo(リョーのカーニバルだ)」や、Rising

 star(新星)の頭の部分をRyoとかけた「Ry-sing

 star」などの見出しで、宮市を絶賛した。

 コイル監督も「サッカーに関しては、彼はまだ赤ちゃんで、子供とも言える。だが何という才能の持ち主だ。勇敢で、今日の試合でも何事にも笑顔で立ち向かった。アーセナルに戻るころには間違いなくもっと良い選手になっている」とほれ込んだ様子。リーグ戦での先発の可能性も高まった。

 ボルトンの次戦は25日(日本時間26日午前0時)のアウェー、チェルシー戦。さらに続く3月3日(同3月4日午前0時)には現在プレミア首位を走るマンチェスターCとの対戦が控える。現在、20クラブ中19位に沈むボルトンにとって、1部残留をかけた厳しい戦いが続くが「点を決めてホッとした。第1歩だと思う」という超新星・宮市の存在は心強いかぎりだ。