[ 2014年2月19日19時24分 ]

 フィギュアスケート男子ショートプログラム(SP)で腰の故障を理由に棄権し、現役を退いたエフゲニー・プルシェンコ(31=ロシア)が18日に国営テレビで放送されたインタビューで「競技を続けたい。自分にとっての5回目の五輪を排除しない」と引退撤回を示唆した。

 「スポーツから去りたくないし、多分、まだスケートをする」と強調し「もし必要ならばさらに10回の手術もする」と話した。2012年2月に膝、昨年1月には腰の手術を受けたが、けがを乗り越えて新種目団体でロシアの金メダル獲得に貢献した。

 13日のSPの前日練習で古傷の腰に異変を感じ、SP直前で棄権し「年齢的にまだできるが、体調が最も大切だ。競技人生の終わりでいい演技をしたかった」と引退を表明した。