[ 2014年2月12日4時14分 ]銀メダルを獲得した平野(左)と銅メダルの平岡(撮影・PNP)<ソチ五輪:スノーボード>◇11日◇決勝◇男子ハーフパイプ

 中学生の平野歩夢(あゆむ、バートン)が銀メダルを獲得した。予選を全体の2位で通過した平野は、決勝2回目に93・50点をマークして2位に滑り込んだ。15歳2カ月でのメダル獲得は、98年長野大会ショートトラック男子500メートルで金メダルを獲得した西谷岳文の19歳1カ月を大幅に更新する冬季五輪日本選手最年少記録。今大会日本選手団初、日本スノーボード史上初のメダルでもあった。

 2回目で92・25点を出した平岡卓(18=フッド)が銅メダルを獲得。新潟・村上一中3年の平野と大阪・上宮高3年の平岡が、同時に表彰台に立った。

 金メダルは94・75点をたたき出したユーリ・ポドラドチコフ(25=スイス)。3連覇を狙った王者ショーン・ホワイト(27=米国)は4位に終わった。