[ 2014年2月19日20時22分 ]準決勝進出を決めガッツポーズする竹内(撮影・PNP)<ソチ五輪:スノーボード>◇19日◇女子パラレル大回転

 4大会連続五輪出場の竹内智香(30=広島ガス)が、パトリツィア・クンマー(スイス)に決勝で敗れたものの、見事に銀メダルを獲得した。

 今大会日本女子選手での初のメダルとなった。<決勝トーナメント決勝2回目>

 1回目にリードを奪った竹内(青コース)だったが、後半に転倒した。<決勝トーナメント決勝1回目>

 竹内(赤コース)が、パトリツィア・クンマー(スイス)に、0秒30差をつけリードを奪った。序盤はクンマーにリードを許したものの、終盤で一気に逆転した。<決勝トーナメント準決勝2回目>

 1回目で1秒01差をつけた竹内(青コース)は、落ち着いた滑りを披露。メシクは序盤で転倒した。<決勝トーナメント準決勝1回目>

 準決勝1回目、竹内は、イナ・メシク(オーストリア)と対戦し、1秒01差で先着した。中盤までメシクと互角の滑りを演じていたが、終盤に竹内が突き放した。<決勝トーナメント準々決勝2回目>

 竹内(青コース)は、キャロライン・ケールブ(カナダ)に勝利し、4強進出を決めた。序盤でケールブがコースを大きく外してタイムロス。竹内は、余裕の滑りで、ゴール(計4秒00差)した。ゴール後、竹内はケールブと抱き合って健闘を称え合った。<決勝トーナメント準々決勝1回目>

 竹内(赤コース)は、キャロライン・ケールブ(カナダ)と対戦し、0秒74差で先着した。<決勝トーナメント1回戦第1組2回目>

 1回目に1秒07差をつけた竹内が、余裕の滑りでボッカチーニを制した。安定した滑りで、1回目のタイム差を広げて、1秒93差でゴール。気合が入ってきたのか、ガッツポーズも飛び出した。<決勝トーナメント1回戦第1組1回目>

 予選首位通過した竹内智香(30=広島ガス)が、コリーナ・ボッカチーニ(イタリア)と対戦した。

 2本滑走の合計タイムで争われる1回目、竹内(赤コース)が1秒07先着した。<決勝トーナメントの競技方法>・1対1で行う・青コースと赤コースをそれぞれ1回ずつ滑走し2回の合計タイムで競う・2回目は1回目先着した選手が、相手にタイム差をつけてスタートする