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京都麦酒 ケルシュ 黄桜株式会社

カッパもビア酔い?京都麦酒は大人の味

 ビールの味を決める要素は一般的に3つある。麦と造りと水だ。特に水は日本酒においても旨さを決める重要な要素となる。京都の酒所・伏見の水は、「伏水」として知られ、江戸の昔から「伏見の女酒」を醸す。桃山丘陵からわき出る過程でカルシウムなどバランスよく含み、口当たりがよく、きめ細やかな中硬水で日本酒に適す。

京都で初めての地ビールレストラン「キザクラカッパカントリー」

 この伝統的な水に注目したのが、日本を代表する清酒メーカー「黄桜」だ。日本酒のノウハウを生かし、吟醸酒などで使用する水で、クラフトビール造りに取り組んだ。酵母の扱いもお手の物で、例えば「ケルシュ」のコクと甘みの絶妙加減は、日本酒蔵の誇りを感じずにいられない。

 代表銘柄「京都麦酒」は、発酵中に生じる泡とともに表面まで浮き上がる酵母を使って造る上面発酵ビール。一般的に下面発酵で造られたビールよりコクがあることで知られる。日本では珍しいが、英国など欧州の国々ではほとんどがこの「上面発酵」で、特に本場ドイツでは伝統の一杯として愛される造りだ。

「ケルシュ」と「アルト」、「蔵のかほり」の3種類のビール

 できたての「京都麦酒」を味わうには京都で初めての地ビールレストラン「キザクラカッパカントリー」がお勧め。酒所・伏見の黄桜の蔵に併設する店舗で、石畳の露路を抜けると、カウンターからガラス越しに貯蔵タンクが見える。ここで3種類の「京都麦酒」が造られている。工場を眺めながら「ケルシュ」(=写真左)と「アルト」(=同中)、「蔵のかほり」(=同右)と3つのビールを、「飲み比べセット」(550円)で、違いをじっくり確かめる。何とも京都らしい、大人の時間が流れる。




「カッパカントリー」で「京都麦酒」が味わえる

 「ケルシュ」は黄金色のモルトビールで、95年京都で最初に生まれた地ビール。香りがよく、さっぱりしているのにコクがある。一方、赤銅色の「アルト」は香ばしい麦芽の香りとホップの苦みが絶妙に調和したビール。また清酒メーカー黄桜ならではの「蔵のかほり」は淡い山吹色で、清酒酵母を使用し、まろやかで奥深い味わいが楽しめる。

 この「カッパカントリー」はカウンターに加え、掘りコタツの小上がりも7室、また高天井で開放的なレストランスペースもあり、京都の「おばんざい」や、旬の肴を味わえる。京都散策の際に立ち寄ってみたい。もちろん「京都麦酒」はネット販売もしているので、家庭での飲み比べも面白い。

★「京都麦酒 ケルシュ」の詳細はこちら



黄桜株式会社

所在地
京都府京都市伏見区塩屋町228番地
電話番号
075-611-9919(キザクラカッパカントリー予約受付センター)
ホームページ
http://kizakura.co.jp/

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