<世界陸上>◇15日◇男子100メートル2次予選◇ベルリン五輪スタジアム

 塚原直貴(24=富士通)が、2次予選2組で3着に入り、準決勝進出を決めた。10秒15は、残った16人中12番目のタイム。2度目のフライングで2人が失格する波乱の展開で「集中力が欠けましたよ。3回くらい仕切り直しがあって…。きつかったー」と振り返った。4着の選手とは100分の1秒差というきわどい勝負で、自分では着順が分からず、中継するテレビ局の人に「入ったよ」と知らされ「よっしゃ!」と喜んだという。16日の準決勝は8人中4着までに入れば、決勝に進む。