国際マラソン・ロードレース協会(AIMS)は26日、ロシア陸連が組織的なドーピング問題で暫定資格停止処分になった問題で、ロシア陸連に所属しない一般の市民ランナーはAIMS加盟の国際大会に出場が可能との見解を発表した。

 AIMSは世界で約390の大会主催者が加盟する組織で、東京マラソンや福岡国際マラソン、名古屋ウィメンズマラソンなどの国内主要大会も入っている。

 ロシア陸連に登録する選手は今回の処分で国際大会への参加を禁じられたが、AIMSの確認に対し国際陸連は「原則的にロシア陸連と関係を持たない一般の市民ランナーは参加資格を有する」と明確に示した。