<箱根駅伝予選会>◇15日◇立川市

 過去12度の優勝を誇る古豪日大が15年ぶりに本大会出場を逃した。鈴木駅伝監督は「トップ通過を狙っていた。まさかのまさか」と誤算に青ざめた表情だった。

 ことし1月の本大会は最下位に終わり、立て直しのため実業団のダイハツで1993年世界選手権女子マラソン優勝の浅利純子を育てた鈴木監督を招聘(しょうへい)。佐藤は日本人トップとなる個人2位の力走を見せたが、活躍を期待されたケニア人留学生のベンジャミンらが体調不良などで失速したのが響いた。主将の堂本は「結果が出なくて申し訳ない」と号泣した。