スポーツ仲裁裁判所(CAS)は16日、アレハンドロ・バルベルデ(29、スペイン=ケースデパーニュ)のイタリア国内の出場停止に対する取り消しの控訴を棄却した。CASはイタリア・オリンピック委員会(CONI)に対し、2006年のスペイン警察が押収した証拠を使ってバルベルデを出場停止にしてもよいとした。バルベルデは昨年5月からCONIによって2年間の出場停止処分を受けており、昨年のツール・ド・フランスはイタリアを通るコースであったため、出場できなかった。同年のブエルタ・ア・エスパーニャには出場し総合優勝している。