ランス・アームストロング(39、米国=ラジオシャック)が15日、2度目の引退を表明した。ツール・ド・フランスを99年から05年まで7連覇し、05年に一度は現役を退いていたが、09年に復帰。アスタナ所属で出場した復帰初年のツール・ド・フランスでは総合3位に入り衰えぬ実力を見せつけたが、自ら作った新チーム、ラジオシャックで出場した昨年の同レースではクラッシュに巻き込まれるなどして総合23位に終わっていた。今年1月に出場し総合67位だったツアー・ダウンアンダー(オーストラリア)を国外最後のレースとし、その後は国内レースを走るとしていたが、結果的にこれが自身最後のレースとなった。

 競技外の責任が増したことや年齢による衰えに加え、本人はロードレース界で「内紛やねたみが多すぎる」ことも理由の一つとした。今後は「家族のため、そしてがんと戦うことに時間を使いたい」としている。