小顔美人でポニーテールがよく似合う香妻琴乃(22=サマンサタバサ)、髪を束ねるのに愛用しているのが、リボンの形の飾りがついたヘアアクセサリーだ。リボンは上品な薄いピンクで、プラスチック製。契約するサマンサタバサのウエアは、どこかにピンクが施されていることが多く「どのウエアにも似合う色」。華やかな色合いにもうまく溶け込み、シックなコーディネートの邪魔もしない。同時に「ぬれても大丈夫なので、雨の日でも使える」という実用面もお気に入りポイントだ。

 特に高価なものでなく、値段も忘れたそうだ。昨年9月に大阪空港の中にあった店でひと目ぼれして買った。いったん気に入ると、とことん愛用するいちずなタイプで、プレー時はほとんどこの1つで通している。「高い物はなくしちゃうんですよ」と照れ笑い。9月には買ったばかりのハワイアンジュエリーのリングをなくしたとか。

 今季急成長した女子プロの1人だ。7月サマンサタバサ・レディースではプレーオフで敗れはしたが、ホステスプロとして大会を盛り上げ、注目度がアップ。先週のマスターズGCレディースでも5位と好調で、あとは初優勝を待つばかりだ。【岡田美奈】

 ◆香妻琴乃(こうづま・ことの)1992年(平4)4月17日、鹿児島県鹿屋市生まれ。3歳からゴルフを始め、横峯さくらの父良郎氏がつくった「めだかクラブ」で練習を積む。宮崎・日章学園時代の08年日本女子アマでメダリスト(予選1位通過)。11年プロテスト合格。昨季は賞金ランク112位。今季はトップ10入り5回で、賞金ランク28位と来季のシード権が確定的。157センチ、51キロ。