男子ゴルフの全英オープン選手権(16-19日・ターンベリー)に出場する17歳の石川遼が8日、ロンドン経由で英北西部のグラスゴーに到着し、気温20度を切る涼しさにも「暑がりだから寒い方がむしろいい」と元気に話した。

 全英は海風が吹くリンクスが舞台となり、英国特有の変わりやすい天候もプレーを左右する。日本人史上最年少で挑戦する石川は「1日のうちに夏と冬があるといわれるので、不安がないように対応したい」と口元を引き締めた。

 9日から会場となるターンベリー・エイルサコースで練習するほか、ゴルフの聖地と呼ばれるセントアンドルーズでもラウンドする予定。

 父の勝美コーチやキャディー、トレーナーらも一緒に到着し、会場近くに借りた家に車で移動した。関係者によると、日本人の調理人を雇う計画もあるという。