【ラホヤ(米国)26日=塩畑大輔】ファーマーズ・インシュアランス・オープンで2戦連続の予選落ちした石川遼(21=パナソニック)は、200ヤード以上を攻める新兵器、計7本のクラブと格闘中だ。今季キャロウェイ社のクラブを採用し、1、3、5番ウッド(W)の飛距離が約10ヤードずつ伸びた。下の番手との飛距離差が広がり、従来の3番アイアンよりも約5ヤード飛ぶ「ロフト21度のアイアン型ユーティリティー」「カーボンシャフトの3番アイアン」の2種類を試した。石川は「欧米の選手よりも長い番手でも、相手より内側につけられるようじゃないと、米ツアーでは勝負できない」と話し、7本のクラブを使いながら欧米勢とパワーの差が出る攻防に挑む。