石川遼は2アンダーの70で暫定50位となった。

 出入りの激しいラウンドにも、6つのバーディーを奪う滑り出しに「バーディーが取れているということがいいこと」と前向きに語った。

 中断もあったが、粘って大崩れはしなかった。10番スタートで、16番までに3つ伸ばして迎えた17番(パー3)。「ちょっと(雨が)強く降っていて、スイングのタイミングがずれた」と左の池に打ち込み、1メートル強のボギーパットも外してダブルボギーをたたいた。

 後半は1、3番で3~4メートルを沈めてバーディーを取った。5、6番の連続ボギーで後退したものの、561ヤードの7番(パー5)で2オンに成功し、バーディー。「結構いいパットを打てていた。ドライバーも最後までいい感じで振れていた」と手応えを得た。

 64をマークした選手もいる。「まだ優勝争いには間に合う順位かな。まだまだ諦めないし、むしろ自分にとってはいいスタート」と力強く語った。