高山忠洋(37=スターツ)が6バーディー、1ボギーで通算9アンダーとし、首位と3打差の3位タイにつけた。バーディーを奪った4番、12番、18番ではいずれもピンまで10センチにつけるなど、絶好調かと思いきや「結果的に良かったですけど、納得できるのは最後(18番)だけですね」と首をひねる。

 今季は不調のドライバーを微調整しながらの試合が続いている。「振り抜くと右にいきすぎるイメージがあって、セッティングは日替わりです。開幕から10本は作ってもらってるでしょうね。(メーカーに)超、迷惑かけてます。今日も1本しか使ってないですけど、3、4本は入れてありますから」と苦笑する。

 上位4人までに与えられる7月の全英オープン出場権についても「(セントアンドルーズは)10年前に行った思い出の地。行きたいけど、こんなショットじゃ通用しない」。不安とは裏腹のに戸惑いを隠せない様子だが「やるべきことをやっていきたい」と最終日を見据えていた。