賞金女王戴冠が目前に迫っているイ・ボミ(27=韓国)が1イーグル、5バーディー、ノーボギーの65で回り、単独首位発進を決めた。

 10番パー4では残り95ヤードの第2打を51度のウエッジでカップインさせ、意外にも試合では今季初となるイーグルを決めた。「久しぶりに楽しい1日でした。イーグルは先週のプロアマ戦で決めたけど、試合では今年初めて。うれしいです」と充実感たっぷりに振り返った。

 前週のTOTOジャパンクラシックでは雨と疲労に苦しめられて今季ワーストの54位フィニッシュ。それだけに、今大会は9日を休養に充て、10日もコースには来たがストレッチで体を動かす程度にとどめるなど、コンディション調整を優先して臨んでいた。さらにパワーをくれたのが母ファジャさん(54)が作る大好物のチャーハン。「お母さんはキムチチャーハンが得意なんですけど、今はキムチを食べ過ぎると、おなかが痛くなるので、野菜中心にしてもらいました」と食事にもこだわっていた。

 今大会で賞金ランク2位のテレサ・ルー(28=台湾)が優勝を逃した時点で、悲願の賞金女王が決まる。第2日は1打差の2位につけるライバルとともに最終組で回ることになった。9月の日本女子プロ選手権や10月の富士通レディースなど、同組となった直近3試合はスコアで完敗を喫している。「負けたくないです。私もいいプレーを見せたいです!」。直接対決を制すれば、賞金女王と年間獲得賞金2億円超えの同時達成が一気に現実味を帯びてくる。