【ヤクルト長岡秀樹】1軍復帰へ調整「めちゃくちゃいい」監督、仲間の言葉支え

ヤクルト長岡秀樹内野手(24)は4月30日、今季初めて出場選手登録を抹消されました。池山隆寛監督(60)は阪神戦を欠場した29日に「(28日に)つり感が」、30日に「2、3日じゃ回復しないという報告だった。ケガじゃないんだけど。去年も1年間やれていないのでここで無理させてしまうと」と説明。5月序盤はファームで調整することになりました。1軍で約1カ月プレーし体のいい状態を維持できなかったことへのふがいなさなど、さまざまな感情がうずまく中、状態の良さに手応えはありつつ練習。思いに加え、心に刻まれた指導者、仲間からの言葉も明かしました。

プロ野球

★長岡選手が語った主な内容

  • 池山監督にかけられた言葉
  • 大松コーチにかけられた言葉
  • サンタナ選手からもらった励まし

◆長岡秀樹(ながおか・ひでき)2001年(平13)9月26日、千葉県生まれ。小学1年から野球を始める。八千代松陰では3年夏の千葉大会で準優勝。甲子園出場はなし。19年ドラフト5位でヤクルト入り。20年10月23日中日戦でプロ初出場。22年に遊撃手でゴールデングラブ賞。同年オフに背番号を58から7に変更した。24年に最多安打。175センチ、82キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸7500万円。

ヤクルト対巨人 お立ち台でつば九郎に祝福に笑顔を見せるヤクルト長岡(26年4月18日)

ヤクルト対巨人 お立ち台でつば九郎に祝福に笑顔を見せるヤクルト長岡(26年4月18日)

「こんなもんか」「まだまだだな」 揺れる複雑な胸中

心地いい風が吹き過ごしやすい気候の5月1週目。世間はゴールデンウィークの大型連休、1軍は9連戦という中で、長岡はファーム本拠地の戸田で体を動かしていた。

明るい雰囲気での練習を終えた直後。長岡は汗を流しながら、決してすがすがしいとはいえない表情で、くちびるをかみ率直な気持ちを口にした。

「なんか本当に自分に失望しているというか…。『こんなもんか』という自分と、『まだまだだな』という自分と、『もっとやってやろう』という自分と。いろんな気持ちはありますけど」

ヤクルト対巨人 2回裏ヤクルト1死、安打を放つ長岡(26年4月18日)

ヤクルト対巨人 2回裏ヤクルト1死、安打を放つ長岡(26年4月18日)

全26試合「1番遊撃」から一転 登録抹消の経緯

さかのぼること約1週間の4月29日。今季初めて、スコアボードに長岡の名前がなかった。

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2001年(平13)愛知県犬山市生まれ。2歳の頃から大阪府大阪狭山市で育つ。中高は管弦楽部に所属。神戸大から24年入社。
24年5月から主にアマチュア野球を取材、25年1月から阪神担当。26年はヤクルト担当。
大学時代はクイズ研究会などに所属。趣味はスポーツ観戦と坂道アイドルやロックバンドのコンサート、フェスに行くこと。幸せな瞬間は温泉地に行って日本酒を飲んでいるとき。