自らのエントリーミスによりマンデートーナメントを通過して参戦した香妻琴乃(23=サマンサタバサ)は、2バーディー、1ボギーの71で回り、1アンダーの34位スタートとなった。

 2番パー3でティーショットをグリーン左のバンカーに入れてボギー。後半の12、13番で連続バーディーを奪ったが、スコアを伸ばしきれなかった。「ショットが左右に散って、バーディーチャンスが少なかったのが残念です」と悔しそうに振り返った。

 現在賞金ランク48位。50位までの来季シード当落線上とあって、賞金を上乗せしたいと焦る気持ちもあったのか。そんな問い掛けには「全くないですね」と首を振った。まさかの失態から出場にこぎ着けた一戦。失うものはないだけに「今の自分が出せるベストを出せるように頑張りたいですね」と誓った。