石川遼(24=CASIO)が手痛いダブルボギーで、イーブンパーの29位にとどまった。

 左に行きがちなショットに苦しみながら、2アンダーで迎えた後半4番パー5。第1打を左林に打ち込み、フェアウエーに出した後の第3打はグリーン奥ラフへ。アプローチは1メートルにつけたが、問題はここからだ。「カップ右いっぱいを狙って」カップ右に外れ、返しのボギーパットは「カップ左いっぱいを狙って」今度は左へ…。結局4オン3パットだった。

 今週はパターを替えた。エースのL字マレットでなく、センターシャフトのマレット。「3メートルは難しいけど、2メートルのパットは全部入った」と成果を口にしたものの「なのに、1メートルから2度も外して…。もう笑っちゃいますよ」と半笑いでこぼしていた。