松山英樹(24=LEXUS)が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算14アンダーの202で首位と5打差の4位となった。

 いきなりの3連続バーディーで一時は単独首位に立った。「いい感じはなかったんで、スコアが伸びてるなーって感じでしかなかった」と、実は手応えのないロケットスタートだった。

 5番でバーディーを奪ってからは流れが停滞。後半はスコアを落とした。11番パー3はティーショットを池に落としながら、1パットボギーでしのいだが、バーディーが欲しい最終18番で想定外のミスが出た。ティーショットが右の茂みに入り、アンプレアブルを宣言。ボギーフィニッシュとなり「あのミスは想像してなかったのでビックリしました。(予想外に)曲がっちゃった。それだけスイングが暴れてるのかなと思いますね」と分析した。

 トップと5打差。「大きいですけど、爆発すればチャンスはあるかなと思います。早めに20アンダーまでいけば、プレッシャーをかけられる」と逆転のプランを練りながらつぶやいた。「(これまでの3日間は)3アンダー、8アンダー、3アンダーで来ている。次、8アンダーが来ると思って頑張ります。ポジティブに捉えたら、そうなる。8アンダーでも(通算)22(アンダー)か…。厳しいな、22じゃ…」。ハイレベルな伸ばし合いが予想されるが、諦めるつもりなどない。米ツアー通算3勝目へ、ビッグスコアだけを狙う。