63位から出た石川遼は4バーディー、4ボギーの70と伸ばせず、通算イーブンパーの140で55位となってカットラインギリギリで3試合ぶりに予選を通過した。

 10番で第2打を1・8メートルにつけてバーディー発進。初めてティーショットを曲げた難関14番では巧みな寄せでパーをセーブした。ティーショットをバンカーに入れた18番パー5は第3打をピンに絡めてバーディー。後半2、3番で連続バーディーとして通算4アンダーまで伸ばし、一時はトップ10に肉薄した。しかし、第2打がグリーンをオーバーした4番でアプローチを寄せきれずボギー。6番でもボギーをたたくと、8、9番でも連続ボギー。終盤6ホールで4つスコアを落とす展開となった。

 65をマークしたライアン・パーマー、第1日首位のウェスリー・ブライアン(が通算9アンダーでトップに並び、リッキー・ファウラー(いずれも米国)が1打差で続いている。