14年に国内メジャーの日本ツアー選手権森ビル杯を制した竹谷佳孝(37=エー・エム・エス)は「今年のテーマは、自分らしさを貫くこと」と話す。15、16年はけがに悩まされ続けた。「おごりがあったわけではないが、ちょっと力が入りすぎていたのかも」と振り返る。そこで今年は生活スタイルを変えた。これまでのオフは暖かい場所を選んで合宿して開幕戦に臨んだが、今オフは国内でじっくり体のケアを行い、強化に努めた。「自分らしく思い通りにできた」と態勢は整った。開幕戦の東建多度CCは「好きなコース。今年は3年ぶりの優勝と日本シリーズJT杯出場を目指します」と力強く話した。