初日を13オーバーの103位に沈んだ尾崎将司(70=セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ)が、悔しさをにじませた。

 ホールアウト後は着替えもせずに、帰路に就いた。迎えの車に乗り込む際、報道陣の問いかけに「何もないよ。何もない。今日は何も言うことはない」と言葉を絞り出した。

 この日は74歳青木に、20歳星野と同組。飛ばし屋とも呼ばれる新鋭の前でいいところを見せたかったが、尾崎は「若いヤツ(星野)に恥ずかしいプレーを見せたのが、残念で仕方がない。イキのいい選手に少しでもいいところを見せたいと思ったけどな。それができなかったのが屈辱の限りだ」と吐き捨てるように言った。