12年ぶり出場の宮里藍(31=サントリー)が、国内ツアーでは自身初の6連続バーディーを達成した。

 前半を3バーディー、1ボギーで終えると、後半の11番から6連続バーディー。この日は国内ツアーで05年NEC軽井沢ゴルフトーナメント以来となる、8アンダーの64でホールアウト。通算11アンダーで、一気に優勝争いに急浮上した。

 宮里は「やっと体調が良くなって勢いが付いてきた。昨日、父と話をして、その感触を確かめながらやろうと思った。6番のチップインパーで、弾みが付いたと思います。16番のイーグルチャンスも、決めていれば、もしかしたらプレーオフもあるかなと思っていたんですけれど、惜しかったです」と晴れやかな笑顔を見せた。

 体調不良を抱えながらの今大会だったが、最終日に好スコアを出したことで「手応えが確信に変わった。それだけでも大きい」と満足そうに話した。