宮本勝昌(44=ハートンホテル)が5バーディー、ノーボギーの67で回り、5アンダーで首位と1打差の4位につけた。

 競馬雑誌でコラムを連載しているとあって「ダービーが気になりますね」とニヤリ。そんなジョークを飛ばせるのも、手応えの裏返しかもしれない。「グリーンが読みにくくて、いいスコアが出るイメージがない」と話す通り、過去5年で予選落ち4度という苦手コース。そこで「こんなうまくいくことは、なかなかない。今日は100点」と言い切れるプレーができた。

 「はるかかなただった全英が、急に見えてきた」。有資格者を除く上位4人に入れば、7月の全英オープン出場権を得られる。「自分の中でギアをもう1つ上げて、120%で頑張りたい」と、10年大会以来となる全英挑戦へ強い意欲をにじませた。