金田久美子(28=スタンレー電気)と原江里菜(30=NEC)が、賞金シード権を失った。

 大会前の時点で賞金ランク62位の金田は単独4位以上、同66位の原は単独2位以上に入ることが条件だった。

 1バーディー、2ボギーの73で回った金田は、通算5アンダーでホールアウト時点で26位。2バーディー、1ボギーで71の原は、同4アンダーでホールアウト時点28位。ともに賞金ランク50位以内に与えられる来季シード権には届かず、QTを受ける方向になった。

 金田は「いいゴルフができている。これから調整を続けて、QTを頑張りたい」。原も「シード落ちするイメージをしてこなかったので、そこについては悔しい思いしかない。取り組んできた姿勢の結果だと思います」と気丈に話した。