元賞金女王イ・ボミ(31=韓国)が17年8月CATレディース以来2年3カ月ぶりの復活Vへ、単独首位に躍り出た。「3アンダー(69)はすごくうれしい」。“ボミちゃんスマイル”が帰ってきた。

渋野と同組で大ギャラリーが見守る中、4、6番は第2打をピン1メートル内につけ、15番では第1打で渋野をアウトドライブ。15年に年間2億3000万円超を稼いだショットのキレ、飛距離が戻ってきた。「ギャラリーの声援が最近は“渋野ちゃ~ん”ばかりで寂しかった。もっと“ボミちゃ~ん”が出るよう、頑張らないといけませんね」と69に冗談も飛び出した。

昨年0試合だったトップ10が、7月以降で6試合。今大会は今オフ挙式予定の韓国人俳優イワンも来場。「彼氏も来てて、お母さんも(プレー中に食べる)おにぎりをたくさん作ってくれて。奥さんになって来年頑張ります」。復活の通算22勝目へ、意欲十分だ。