男子ゴルフのアジアツアー、タイ選手権に出場する日本ツアー賞金王の小田孔明が開幕前日の10日、会場となるバンコク郊外のアマタスプリングCC(パー72)を回り「トップ5に入りたい。1日4アンダーを目標に頑張る」と意欲的に話した。

 現在の世界ランキングは53位で、来年のマスターズ・トーナメント出場のため年末の50位以内を目指す。

 7日に日本での戦いを終えたばかりだが、蒸し暑くラフが深いコースで好成績を求められる。「(第1打を)フェアウエーに打ち、いいところに乗せないと難しい。短いホールでしっかりバーディーを取りたい」と攻略の鍵を挙げた。

 日本勢は岩田寛、片山晋呉らも出場。今年のマスターズ覇者で予選ラウンドを小田孔と回るバッバ・ワトソン(米国)ら強豪も参加する。