<米男子ゴルフ:バークレイズ>◇第1日◇21日◇ニュージャージー州パラマス、リッジウッドCC(パー71)

 プレーオフ初出場の石川遼(22=CASIO)が5バーディー、1ボギーの67で10位と好スタートを切った。同じく初出場の松山英樹(22)は4バーディー、1ボギーの68で13位。65で回った米国のボー・バンペルトが首位。1打差の2位に米国のジム・フューリクら8人が並んだ。世界ランク1位の英国のロリー・マキロイは、74の102位と出遅れた。

 石川のパットが面白いように決まった。パット数はわずか24で、「ここ数カ月はパットに一番自信が持てている。それが確信に変わりつつある」と言い切った。序盤の11番では8メートルのパーパットを沈めて、13番パー5では6メートルのバーディーパットを決めた。後半は2番から4連続バーディーを奪った。

 対照的にシャフトを1インチ(約2・5センチ)短くしたドライバーでは右へのミスを連発。「とにかくラッキーだった。しっかり直したい」と、安堵(あんど)とともに気を引き締めた。