リニューアルなった鈴鹿が熱い!

 新装された三重・鈴鹿サーキットで18、19日、「KEIHIN

 SUZUKA

 2&4レース」が2年ぶりに復活開催される。スーパーGTと、スーパーバイクのジョイントという豪華版。スタンド席はもちろん、コース路面やピットも新しくなり、これまでにない激しいバトルが期待できそうだ。

 まず路面の張り替えが行われたコースが、ライダーやドライバーたちを惑わせる。すでにテスト走行したホンダCBR1000RRを駆る秋吉耕佑選手(34、F.C.C.TSR)は、新しく舗装された東コースについて「グリップがよくなった分、タイム自体はあがりましたが、タイヤ選択が難しい」と話す。天気によって変わるコースの読みが勝負を分けるという。

 また、ピットロード出口に新設された「リーダータワー」が、レーサー魂に火をつける存在となる。「あれ(タワー)に最新の順位が見えるんですよ。ほかのヤツに負けたくないって気持ちになる」と、チーム・インパルの松田次生選手(29)。地元開催に燃える彼のカルソニックGTRが、改修なった第1コーナーに鋭く突っ込んでいくことだろう。

 「ニュー鈴鹿で結果を出したい」と意気込むのは、冠スポンサー・ケイヒンのチーム、リアルレーシング金石年宏選手(30)だ。レース当日までコースを走れないというプレッシャーをバネにKEIHIN

 NSXが意地を見せる。

 今回の改装での注目は、実はトイレ。これまではファンと共有していたが、今回からはピット内に新設された。これで慣れない新コースという不安が軽減され、レースがヒートアップすること間違いなし!?だ。

 大会を彩るサーキットクィーンもレースを熱く見守る。鈴鹿で2年目という大塚亜美さんは「昨年からピカピカになった鈴鹿を見に来てください」とPR。サーキット同様、色もデザインも新しくなったコスチュームで大会を盛り上げる。