<インディカー最終戦>◇10日◇決勝◇米フロリダ州ホームステッド・マイアミ・スピードウエー(1周約2・4キロ×200周)

 チップ・ガナッシのダリオ・フランキッティ(36=英国)が1時間28分28秒3117で今季5度目、通算13度目の優勝を飾り、2年ぶり2度目の年間総合優勝を決めた。年間総合優勝の可能性を持つ3人が予選上位を独占。ライバルたちに先行を許す展開だったが、残り5周で逆転する劇的な優勝だった。フランキッティは燃費重視走行でライバルより1度ピットストップを減らし、それが成功。「決めた作戦の通りに燃費セーブに徹し、優勝、そしてタイトルを手にすることができた。チームに感謝する」と話した。

 アンドレッティ・グリーンの武藤英紀(27)は19番手から大きく順位を上げ6位に入り、年間総合11位でシーズンを終えた。「19位というスタート位置を考えれば、6位はいい結果だったと思います。チームの中の信頼関係を上手に築き上げなければいけないことなど、今シーズンは本当に多くのことを勉強できました」と収穫を口にした。

 この日はシリーズ史上初めて、イエローコーション(事故による減速、追い抜き禁止)が1度も出ないレースとなった。