F1スーパーアグリの撤退でシートを失った佐藤琢磨(31)が23日、モナコGPの会場を訪れ、撤退発表以来初めて取材に応じた。現在、当地に住んでいる佐藤は「精神的にも参った。どう表現したらいいか分からなかった」と苦悩ぶりを明かした。ただ、F1復帰はあきらめておらず「スーパーアグリで経験を積み、いい仕事ができると思っている。今こそ競争力のある車でレースをしたい」と強く訴えた。同GPはこの日恒例の休息日で、24日に公式予選が行われる。