F1のフェラーリは9月30日、05、06年の年間総合王者で、ルノーのフェルナンド・アロンソ(28=スペイン)と来季から3年契約を結んだことを発表した。負傷欠場中のフェリペ・マッサ(28=ブラジル)が残留し、07年の年間王者キミ・ライコネン(29=フィンランド)がチームを去る。9月にマッサの代役として加入したジャンカルロ・フィジケラ(36=イタリア)は来季控え。フェラーリのドメニカリ代表は「アロンソとマッサに戦闘力の高いマシンを用意するため全力を尽くす」とコメントした。

 ライコネンは古巣のマクラーレン復帰が濃厚。年間王者経験のある大物2人の去就が決まったことで、他チームの来季ドライバー契約も動きだしそうだ。