全日本柔道連盟(全柔連)は21日、東京都内でリオデジャネイロ五輪・パラリンピックの選手、関係者による報告会を開き、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長ら約300人が出席した。

 男子90キロ級のベイカー茉秋(東海大)は「金メダルを取れたが、これは始まりにすぎない。東京五輪で連覇をしたい」と意気込み、同73キロ級王者の大野将平(旭化成)も2連覇を宣言。女子70キロ級の田知本遥(ALSOK)は「応援してくれた皆さんのおかげで金メダルが取れた」と感謝を述べた。

 メダル4個を獲得したパラリンピックの選手も壇上であいさつ。全柔連の山下泰裕副会長は「4年後の国民の期待は今回の比ではない。心を一つにし、全力で頑張っていく」と躍進を誓った。