日本陸連は22日の理事会で、2018年にジャカルタで開催される夏季アジア大会のマラソン代表の選考要項を決定し、男女それぞれ最大2人を選ぶと発表した。

 男子は福岡国際、東京、びわ湖毎日、別府大分、北海道、女子はさいたま国際、大阪国際、名古屋ウィメンズ、北海道での順位や記録を勘案して選ぶ。

 選考では、20年東京五輪のマラソン代表を決める19年9月以降開催の「グランドチャンピオン(GC)レース」への出場権を得ている選手を優先する。暑さの中で争われる可能性が高い五輪の対策に生かす狙いがある。

 また競歩代表は日本選手権などの選考会で3位以内に入った選手を対象に男子50キロ、男女20キロ代表を各最大2人選ぶ。