世界9位の錦織圭(27=日清食品)が、初戦を前にしてがちバトルだ! 同16位で、地元の人気者モンフィスを相手に、約1時間半、会場で練習した。

 実戦形式の練習では、両者ともにスーパーショット連発の真剣勝負。モンフィスは凡ミスが出ると、球をバックフェンスにたたきつけ、錦織はサーブを外すと「やり過ぎ」と、狙いすぎたことを反省するなど、練習とは思えないほどポイントにこだわった。

 実戦形式の練習では、錦織が6-2で勝利。1球ごとに声を出し、気合の入った打ち合いとなった。

 錦織は、1回戦でコッキナキス(オーストラリア)と対戦する。コッキナキスは、15年10月からケガのために戦線離脱。16年8月のリオ五輪だけ出場したが、すでに世界ランキングは消滅。先週のリヨン大会で復帰したばかりで、公傷ランク81位で、本戦入りを果たした。両者は初対戦となる。