世界ランク44位の大坂なおみ(20=日清食品)が現女王も撃破し、決勝進出を決めた。

 準決勝で同1位のシモナ・ハレプ(26=ルーマニア)を6-3、6-0で下した。シャラポワら元女王や4大大会決勝進出者を撃破した勢いは止まらず、悲願のツアー初優勝へ王手をかけた。大坂の決勝進出は準優勝した2016年の東レ・パンパシフィック・オープン以来。

 決勝では同19位のダリア・カサトキナ(20=ロシア)と対戦する。



大 坂26-3
6-0
0ハレプ


第2セット


   101112
大 坂       6
ハレプ             0

○はキープ、●はブレーク、Tはタイブレーク


▼第6ゲーム 6度に渡るジュースの末、最後は大坂の力強いサーブをハレプが返せず。大坂が9連続ゲームを奪う圧巻の内容で快勝。勝利の瞬間は左手でこぶしを握り、ゆっくりと天を見上げた


▼第5ゲーム 30-40からハレプのリターンがネットにかかり、大坂がブレーク


▼第4ゲーム 40-30から、大坂が左右に力強いフォアショットを放つ。左右に揺さぶられたハレプのリターンがネットにかかり、大坂がキープ


▼第3ゲーム 15-40からハレプのリターンがネットにかかり、大坂がブレーク


▼第2ゲーム ジュースに入り、最後はハレプが辛うじて返して高くなったリターンに、前に詰めた大坂が力強いフォアのクロスを決めキープ


▼第1ゲーム 15-40からハレプのサーブがネットにかかり、大坂がブレーク

リターンする大坂(AP)
リターンする大坂(AP)

第1セット


   101112
大 坂       6
ハレプ          3

○はキープ、●はブレーク、Tはタイブレーク

 

▼第9ゲーム 40-15から、クロスのサービスエースを決めた大坂が第1セットを先取!


▼第8ゲーム 2度のジュースの末、最後はハレプのショットがネットにかかり、大坂がブレーク


▼第7ゲーム ジュースに入るも、大坂がバックショットで連続ポイントを奪いキープ


▼第6ゲーム 40-15から大坂のバックハンドのストレートが惜しくもラインを割り、ハレプがキープ


▼第5ゲーム 30-15から大坂のバックラインへフォアの逆クロスが決まる。最後は大坂のサーブをハレプがリターンできず、大坂がキープ


▼第4ゲーム ハレプがラブゲームでキープ


▼第3ゲーム ハレプがラブゲームでブレークバック


▼第2ゲーム 大坂がいきなりブレーク


▼第1ゲーム 大坂のサーブで日本時間午後2時21分に試合開始。40-30からの大坂が放ったクロスのバックラインへのフォアは惜しくもアウト。ジュースの末に大坂が幸先よくキープ