2016年夏季五輪開催を目指す東京の招致委員会(会長・石原慎太郎都知事)は26日、理事会と総会を開き、経常収支が約2億4300万円の赤字となる08年度収支決算を承認した。正味財産は約2億6600万円の債務超過で、07年度までの約5億6000万円と合わせ約8億2600万円の債務超過となった。

 招致委によると、現在14社ある公式協賛社からの協賛金収入のうち09年度になって支払われる分もあり、ある程度の収入は見込めるという。しかし「まだ資金が必要なので協力をお願いしたい」と、公式ホームページ上などで個人や法人の寄付も募っている。

 08年度事業報告書などによると、支出は国内外の広報・啓発事業に約14億7900万円、国際的招致活動に約13億5300万円。収入は東京都からの補助金約13億6900万円、寄付金が約10億5400万円だった。