北京五輪フェンシング男子フルーレ銀メダルの太田雄貴(23=森永製菓)が、初めて小学生を指導した。24日、都内で東京五輪招致のイベントが開かれ、太田は約50人の小学生を相手に、フェンシングのデモンストレーションや実戦形式の試合を行った。「このようなイベントは初めて。競技とは違って新鮮な気持ちになった」。試合からは、6月上旬のW杯キューバ大会以来、遠ざかっているが、この日は心身ともにリフレッシュ。今季最大の目標である世界選手権(10月・トルコ)での金メダルに「徐々に調子を上げていきたい」と意欲的だった。