31日で開幕1000日前を迎える2012年ロンドン五輪のセバスチャン・コー組織委員会会長が29日、ロンドンからの電話記者会見に臨み「現時点でやり残していることは何もない。到達すべき位置まで進んでいる」と準備の進ちょく状況に自信をみせた。

 天文台で有名なグリニッジに仮設会場をつくる計画だったバドミントンと新体操は、経費節減のため市北西部のウェンブリー・アリーナで実施することになった。コー会長は「担当者が当該競技の国際連盟と話し合っている」と説明し、12月の国際オリンピック委員会(IOC)理事会で正式承認される見通しを示した。