日本水連の上野広治競泳委員長は30日、2012年ロンドン五輪の競泳日本代表の直前合宿地を、日本オリンピック委員会(JOC)が提携した英ラフバラ大とする方針を明らかにした。来年3月に再度状況を確認した上で最終決定する。

 上野委員長はJOCの事前調査で同大などを視察して同日帰国。日本専用で8コースある50メートルプールを使え、五輪会場に飛行機ではなく陸路で約3時間で移動可能なことなどを挙げ「思いのほか、良い環境だった」と評価。「この(五輪前の)早い時期に視察できて助かった」と話した。