柔道のグランドスラム東京大会は11~13日に東京体育館で男女各7階級を行う。日本勢は各階級に4選手が出場する。

 8月の世界選手権(ロッテルダム=オランダ)で金メダルなしに終わった男子は汚名返上のチャンス。全日本選手権覇者、100キロ級の穴井隆将(天理大職)は世界選手権は3位にとどまったうえ、11月の講道館杯全日本体重別選手権は初戦敗退しており、真価を問われる。

 66キロ級は海老沼匡(明大)が楽しみ。講道館杯では、北京五輪で2連覇した内柴正人(旭化成)に1本勝ちして優勝した。国際大会で世代交代をアピールしたい。

 100キロ超級の鈴木桂治(国士舘大教)は、得意の足技を中心に強豪のアブドゥロ・タングリエフ(ウズベキスタン)らを攻略すれば、復活への道が見えてくる。

 世界選手権で好成績を残した女子は、地力を発揮すれば全階級メダルも可能だ。世界選手権を制した48キロ級の福見友子(了徳寺学園職)52キロ級の中村美里、63キロ級の上野順恵(ともに三井住友海上)の力が抜けており、いずれも優勝の可能性が高い。

 78キロ超級は北京五輪銀メダリストの塚田真希(綜合警備保障)が第一人者としての意地を示せるか。(共同)