<陸上:日本選手権(兼アジア大会代表選考会)>◇最終日◇6日◇香川・丸亀競技場

 男子100メートル決勝で江里口匡史(21=早大)が10秒26で2連覇を飾った。昨年の決勝では塚原の棄権で実現しなかった日本最速王者を決める対決。予選から不調で苦しんだライバルとは尻目に、好スタートを切り、最後までリードをキープしながら勝利を収めた。「塚原さんの状態がどうであれ、自分の力を出し切って勝てたことが大きい」と振り返った。