1984年のロサンゼルス五輪柔道で山下泰裕氏(53)と対戦、フェアプレーで一躍有名となったエジプトのモハメド・ラシュワン氏(54)にちなみ同国のスポーツ振興に貢献した人々を表彰する「ラシュワン・スポーツマンシップ賞」が創設され、28日夜、首都カイロで第1回の授賞式が行われた。
賞はエジプトの民間文化団体が創設。受賞者は子供たちの水泳指導などに尽力した水泳のラニア・アルウェニ選手(33)ら4人で、1万~2万5000エジプトポンド(約15万~36万円)の賞金が贈られた。
式にはラシュワン氏も参加。賞の創設を「とても幸せだ」と喜び、演説でスポーツマンシップの重要性を強調した。
ロス五輪柔道の無差別級決勝でラシュワン氏は山下氏の負傷した右足を狙わず、銀メダルとなったが、フェア精神が評価され国連教育科学文化機関(ユネスコ)のフェアプレー賞を受賞。引退後は雑貨店の経営などをしている。



