来年のロンドン五輪出場が決まった卓球女子の福原愛(22=ANA)が19日、東日本大震災で被災した故郷の仙台市の小学生と卓球などをして触れ合い「一緒に頑張りましょう」と声を掛けて元気づけた。
津波で校舎が被害を受け、市内の他校に教室を間借りする東六郷小と荒浜小の子どもたちを慰問。福原は「あまり遊ぶところがないと聞いたので」と小さめの卓球台とラケットを寄贈し、児童たちに打ち方を教えながらラリーを楽しんだ。
両校は校舎内に、がれきや車が流れ込み、再使用のめどが立たないという。東六郷小は六郷中の1つの教室を2学年ずつ使用しており、6年生の大友祐人君は「普段はいろんな運動ができないので、卓球ができて張り切っている」と笑顔。東宮城野小で授業を受ける荒浜小6年生の斎藤遥さんは「全然、打ち返せなかったけど、卓球は楽しかった」とうれしそうだった。
福原は「心配していたが、子どもたちが元気でほっとした」と安心した様子。15日に閉幕した世界選手権個人戦の混合ダブルスで銅メダルを獲得したが「もっといい成績を出して、明るいニュースを届けたい」と決意を口にした。


