フィギュアスケートの世界選手権開幕前日の25日、女子代表の鈴木明子(邦和スポーツランド)と村上佳菜子(愛知・中京大中京高)が開催地となるフランスのニースに到着した。26日から公式練習に参加する。

 2年ぶりの出場となる鈴木は「すごくいい状態。初心に戻ってやり直してきたシーズンの集大成」と意欲十分。課題だったフリーはジャンプの順序を入れ替えて不安を解消できたそうで「細かいところまでやってきた」と自信を示した。

 村上は初出場だった前回の8位を上回る6位以内を目標に掲げた。日本を出発する前日に地元愛知で試合に出場したため疲れが残っているようで「寝不足で気持ち悪い。本番までゆっくりと調整したい」と話した。